晴れ間が覗いても長続きせず、直ぐに雨模様になってしまう

大気が不安定な梅雨のこの時期、100%晴れが保証される日も

なく、またお手伝い頂く皆さんのお勤めの関係上、晴れの日を

いつまでも待つことは難しく、22日(日)に激しく降る雨の中、

思い切って茅の輪作りを敢行しました。

晴れの日であれば、授与所前にて作業をする訳ですが、雨とも

なると屋根のない場所で作るのは容易ではなく、当社の南東に

ある舞台がこういうときには非常に役に立ち、雨を気にすること

なく作業を進めることが出来ます。

 DSC_0027 

茅を芯にあてがい仮止めし、露出する茎の部分に次にあてがう

茅の葉を重ねて、また仮止めするという作業を続けてゆきます。

DSC_0028 

最後に棕櫚(しゅろ)縄を巻き締めながら形を整え、はみ出た

余計な茅の葉を剪定します。

 IMG_20140622_113135

出来上った茅の輪を木枠に取り付けます。

DSC_0031

茅の輪は潜るときは跨ぐものですが、踏まれてしまい

損傷するのを防ぐために下部には縄を巻き補強します。

DSC_0030

ようやく夏越の大祓用の茅の輪が完成しましたが、雨に濡れる

のを防ぐため、また当日の祭典にてお祓いを済ませるまで当社

では事前に潜ることが出来ないのでブルーシートを被せておきます。

お披露目は当日(6月30日)となりますので、暫しお待ち下さい。

 

雨の中茅の輪作りをお手伝い頂きました皆さん、どうもありがとうございました。