晴れ間が覗いても長続きせず、直ぐに雨模様になってしまう
大気が不安定な梅雨のこの時期、100%晴れが保証される日も
なく、またお手伝い頂く皆さんのお勤めの関係上、晴れの日を
いつまでも待つことは難しく、22日(日)に激しく降る雨の中、
思い切って茅の輪作りを敢行しました。
晴れの日であれば、授与所前にて作業をする訳ですが、雨とも
なると屋根のない場所で作るのは容易ではなく、当社の南東に
ある舞台がこういうときには非常に役に立ち、雨を気にすること
なく作業を進めることが出来ます。
茅を芯にあてがい仮止めし、露出する茎の部分に次にあてがう
茅の葉を重ねて、また仮止めするという作業を続けてゆきます。
最後に棕櫚(しゅろ)縄を巻き締めながら形を整え、はみ出た
余計な茅の葉を剪定します。
出来上った茅の輪を木枠に取り付けます。
茅の輪は潜るときは跨ぐものですが、踏まれてしまい
損傷するのを防ぐために下部には縄を巻き補強します。
ようやく夏越の大祓用の茅の輪が完成しましたが、雨に濡れる
のを防ぐため、また当日の祭典にてお祓いを済ませるまで当社
では事前に潜ることが出来ないのでブルーシートを被せておきます。
お披露目は当日(6月30日)となりますので、暫しお待ち下さい。
雨の中茅の輪作りをお手伝い頂きました皆さん、どうもありがとうございました。