👉どうして神棚が必要なの?
神様の御神霊が込められた御札をご家庭にお祀りすることで、神様の限りない御神徳により日々の生活が安らかであるようお守護りいただく訳ですので、言い換えればご家庭にご家族を守護って下さる神様が常におられる環境を整えるということです。
👉どうして氏神様だけでなく、伊勢神宮の御札もお祀りするの?
伊勢神宮(正式には単に『神宮』と称されます)は、皇室の御祖先神である天照大御神をお祀りしており、日本という国全体をお守護り下さる総氏神様と言えます。つまり神棚にお祀りする伊勢神宮の御札を通して皇室・国家の、氏神様の御札を通して地域・ご家族の発展と安寧をそれぞれ祈念する訳です。
👉どうして皇室・国家の発展と安寧を祈念しなければならないの?
私達は憲法の下で信教の自由や表現の自由といった様々な権利が保障されて生活しております。法治国家においては当然のことと思われがちですが、実は違います。この不自由ない権利を享受出来るのも偏に国家が安定しているからに他なりません。
天皇陛下のお務めとして内閣の任命や各種政令の交付といった国事行為、被災地への慰問を含む国内巡行といった公的行為ばかりが注目されますが、第一のお務めは、日本の建国以来126代に亘り、2600有余年もの間変わらず国家と国民の繁栄を日々祈られることにあります。他国を見ても国家の元首が国民の為に祈りを捧げているという事例は皆無と言えます。無私で行われているこの大切なことが神道色を多分に含むことから政教分離に反するとされ、私的行為と位置付けられていることは非常に残念なことと言えるでしょう。
更に悲しい現実として平等を理由に天皇制度に異を唱える人々が大勢います。しかし天皇陛下がいらっしゃらなくなってしまえば、その立場を取って代わろうとする者達が必ず現れ、やがて独裁者となり自分達に都合の良いように法律を改め、世の中は殺伐としたものとなり私達の当然の権利である様々な自由が侵害されることになります。国民統合の象徴として天皇陛下を推戴することで独裁者が現れることを未然に防ぎ、三権がそれぞれに目を光らせ適切に機能することで初めて様々な権利や自由が保障されるのです。一見すると私達の生活と天皇陛下(皇室)には何の関係も無いように感じられますが、実は大いに関係しているのです。
このように私達の何気なく送っている平和な生活は、国家の安定の上に成り立っており、天皇陛下(皇室)の御存在はその根源とも言えるでしょう。ゆえに、いつまでもこの平和な世の中が続くよう皇室・国家の発展と安寧を祈念する必要があるのです。
👉神棚は心を育み、家庭の絆を深めるもの
近年、恐れを知らずに育った子供が起こす少年犯罪が多発しております。その要因を犯罪を起こした子供の育った家庭環境に全てを求めることは出来ませんが、大きな要因の1つであることは間違いないでしょう。
子は親の背中を見て育つという言葉がありますが、親が普段から神様へ手を合わせていれば自然と子供も真似をするものです。今日一日を無事に生活出来たことを感謝し、また明日も平穏に過ごせますようにと神様にお願いする心を人生の先輩である親が子供に教え導かなくてはなりません。人生の道理を正しく子供に伝えることで子供は親を尊敬し敬うようになります。物質的な豊かさよりも精神的な豊かさがこれからは益々求められてくることでしょう。
👉先ずは神棚を祀ってみましょう
当社では、これから神棚を新たにお祀りしたいという方を対象に、神宮大麻と当社の神社大麻を新規にお受けいただいた方に限り無料で簡易的な宮形を差し上げております。ご希望の方は神社職員へお申し付け下さい。
尚、神棚にお祀りする御札は一年毎に新しいものへ改める習わしです。
※宮形のデザインは変わることがございますのでご了承下さい。